青春と後悔と自動販売機

青春と後悔と自動販売機

随分前のことになるが高校三年間サーカーをやっていた。
部活が終わると部室の近くにある自動販売機で黄色の炭酸飲料を買うのが日課だった。
部活終わりの疲れた体に炭酸の刺激はとても心地よかった。
練習で素晴らしいゴールを決めた日も監督に怒られた悔しい日もいつも黄色の炭酸飲料を買って飲むのが習慣になっていた。
そんなある日チームメイトの一人が自動販売機の前でジュースを買っていた。
私と同じ黄色の炭酸飲料だ。
「お前もそれか」「そうだよ」そんな会話から自分達のチームに足りないこと個人に足りないことを沢山話した。
その後黄色の炭酸飲料を奢り奢られながらあーでもないこーでもないと語り合った。
そして高校最後の大会それぞれが努力しそれぞれが目標をもって挑んだ。
しかし一回戦で負けてしまった。
私も仲間も立てないほど泣いた。
泣いて泣いて泣いた。
泣きすぎて体の水分が体の外にでてしまった。
水分を補給するため近くの自動販売機へいった。
いつもの黄色の炭酸飲料が売っていた。
仲間たちとそれで乾杯しありがとうの言葉をお互いに言い合った。
自動販売機を設置できる条件についてしらべる
いまでも黄色の炭酸を見ると仲間たちのことやあの時自分がこうしとけばよかったという後悔が生まれる。
その前にチームをつないでくれた自動販売機に感謝している。

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