滑り止めにはどれくらいの種類があるか

滑り止めにはどれくらいの種類があるか

滑り止めと聞いた時に、イメージすることは何でしょうか。
中学、高校、大学の入学試験を受けたことのある人なら、受験したいろんな学校のことを思い出すかもしれません。
あるいは、車を運転する人やモータースポーツに関心がある人であれば、刻々と変化変容していく路面状況に応じて選択されるタイヤのことを思い出すかもしれません。
スポーツをやる人やスポーツをよく見たり、スポーツに関心を持っている人なら、野球でピッチャーが持っていたり、体操選手が大車輪の演技前に使っていたりするロージンバッグ(またはロジンバッグ)を思い出すかもしれません。
言われれば納得するものの意外と思いつかない、滑り止めを使うスポーツはフリークライミングです。
最近では、スポーツジムの中に、フリークライミングを設置しているところもあるようです。
インドアでのフリークライミング、あるいは、ボルダリングのようなアウトドアでのフリークライミングでも、必須のアイテムなのです。

滑り止めとクライミングの関係

クライミングというのは自然の山を登る行為、いわゆる登山のことですが、さまざまな準備をする登山のなかでも、岸壁を登る行為をロッククライミングといいます。
そのなかでも、安全器具だけを装備し、自分の体力と技術だけで岩を登ることをフリークライミングといいます。
このフリークライミングをする際に、手などに滑り止めをつけることが必要となります。
フリークライミングが成立したのは、ここ半世紀ほどのようです。
スポーツとしての近代登山が19世紀にまで遡及しうることを考えると、比較的最近と言えるでしょう。
フリークライミングといって多くの人が思い浮かべるイメージが、ボルダリングです。
ボルダリングは、いわゆるシューズとチョーク、つまり滑り止めだけで岩をのぼっていくシンプルなスタイルです。
ちなみに、人工的にカラビナや埋め込みボルト、あぶみなどを打ち込んで登ると人工登攀と呼ばれて、ロッククライミングとはみなされないようです。

クライミングになぜ滑り止めが必要か

チョークと呼ばれる滑り止めをつけて行うボルダリングは、いわゆるエクストリームスポーツのひとつとされているようです。
この言葉は、実は明確な辞書的定義はまだなく、曖昧に使われている言葉のひとつなのですが、それまでスポーツと呼ばれていたものと比較したときに、比較的危険度が高いことや、興奮度が高いこと、そして、マーケティング展開を期待できるものと考えられているようです。
エクストリームスポーツのもうひとつの特徴は、自らの精神的成長や自らの人生におけるアイデンティティの確立を目指すものだ、という人もいます。

ボルダリングは国民体育大会においても2008年から山岳競技のひとつとして採用されていて、競技での成果が競われる側面がないわけではありません。
しかし、滑り止めをつけて自然の岩を自分の力だけで登り切ることは、体力的なトレーニングを必要とすると同時に、やはりそれを行う人間のさまざまな精神的成長を促すものであるような気がします。

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